Dr.カズのひとりごと
2020年1月24日
最近、とても気になっていることがあります。
お子さんを連れていらっしゃる患者さんとこんなやりとりを多くするのですが…
患者さん「この子は他院に3ヵ月毎に検診に行っていました」
院長 「3ヵ月毎に検診に行き、何をしていましたか?」
患者さん「虫歯がないかチェックしてもらって、綺麗にしてもらっていました」
院長 「歯磨き指導は受けていましたか?」
患者さん「1回やったような…私が仕上げ方法を聞いたような…」
院長 「お子さんは自分で磨く方法を教えてもらいましたか?」
患者さん「1回だけやったような…あまり記憶にありません」
本当最近よく交わされる患者さんとのこのような会話。とっても残念な気持ちになります。
なぜならば…せっかくお母様は3ヵ月毎に歯科へ連れて行ってくださり、歯に関して興味をしっかり持って下さっているにも関わらず、一番重要なことがされていないのです。
一番重要なこと、それは「歯磨きの仕方を習うこと」
2歳ならば、2歳児が出来る歯みがき、5歳ならば5歳児が出来る歯みがきの方法があります。その子その子で歯並びも違いますし、利き手も違いますから、それぞれに合った適切な歯磨きの仕方があるのです。そして仕上げを卒業する10歳にはお子さん自身が完璧に磨けるように、定期的に磨き方を習得していく。これが一番重要。
正直、3ヵ月毎に歯科に行き、虫歯あるかないかをチェックしてもらうだけでは全く意味がありません…。フッ素も塗るだけも全く意味なし…。ですから、当院では子供さん達には3ヵ月毎に来院してもらい、毎回歯を染めます。どこが磨けていないのかをチェック。当院の染め出し液は2色に染まり、ずっと取れていない古い汚れか今日ついた汚れかが一目で判ります。写真撮影もし、ずっと記録に残します。そして、何パーセント汚れがついているのか成績表を!!
親御さん、そして本人にどこが汚れているのか、何が原因か、どうしたら改善されるかをきちんと指導します。それをずっと3ヵ月毎に繰り返していきます(当院では高校3年生まで続けます!場合によっては…大学生でも…)生え変わりがあれば、もちろん磨き方も注意することも変わります。それをきちんと理解し貰いたいのです。
虫歯も歯周病も実は歯ブラシ1本で防げる細菌感染の病気です。ですから、正しい歯磨きの仕方さえ習得していれば、虫歯にも歯周病にもならないはずなのです。ぜひ、歯医者さんを選ぶ際は、お子さん達には、毎回きちんと染め出しをし、歯磨きの指導をしてくれる歯医者さんを選んでください!!何歳から?それは2歳でも3歳でも自分で歯磨きを持てるようになればOK。早めにスタートしてくださいね。
2019年2月28日
今、舌癌が話題になっています。これだけ毎日報道されると心配になってしまう方もいらっしゃると思います。実は私の専門は放射線。大学病院では舌癌の研究を行い、その後は大学病院の非常勤講師も務めておりました。ですから、口腔癌であれば、診れば分かります。当院では少しでも疑いがある方に関しては、定期的に観察し、大学病院へ受診をお願いしたり、検査をしてもらったりしています。定期的なメインテナンスに来院されている患者さんで初期に発見した例がありますが、幸いにも重症の方は一人もいらっしゃいません。何か心配なことがありましたら、いつでもご相談下さい。
何より大切なことは定期的にちゃんと歯科にメインテナンスに通うこと。当院でも予防に力をいれていて、担当衛生士が隅々までチェックし、記録をとっています。痛くないから行かなくていい!というのは昔の話。今は痛くなる前に初期に発見、予防がとっても大切です。
2018年7月29日
最近テレビをはじめマスコミで話題になっている歯を削る器具(タービン)の使い回しの件ですが、当院ではタービンを20本以上所有し、使用した物はオートクレーブ(高圧滅菌器)にかけてから使用することを平成元年の開業当時より行っております。
またその他、院内感染を防止するために万全の対策を立てて、治療処置を行っておりますので安心して治療を受けていただければを思います。
それにしても、使い回しされているという話を耳にしていましたが、まさか半数近くの医院が使いまわしているとはかなりの衝撃です。医療の世界は日進月歩、感染や治療内容などなどいろいろな面において、現状に満足することなく、改善していけるものに関してはどんどん改善してより良い治療ができるよう努めてまいります。
