Dr.カズのひとりごと
新型コロナウイルスに関するお知らせ 5
非常事態宣言が延長されました。皆様、歯の調子はいかがでしょうか?
歯科の治療について。今までは患者さん、スタッフの罹患リスクや医療物資不足を鑑み、出来るだけ緊急ではない治療は控えるようにしてきました。歯科医師会からも緊急性のない治療は出来るだけ行わないようにと通達もありました。しかし、長期戦が見えてきた今、また違ったリスクが出来ています。
定期的なメインテナンスはその方にあった期間を提示し、来院していただいています。これは医学的に必要だから、その人に必要なタイミングで来院していただいており、その期間を過ぎましたら、歯科医学的にはリスクでしかなく、本来不要不急の治療は存在しないのです。3か月のメインテナンスの方で3月末より来院を控えていらっしゃる3月にメインテナンス予定の患者さんの場合、もうそろそろ6か月となります。これはかなりリスクが高く、とても心配な状態です。
歯科は内科などと異なり、元の状態に戻ることはありません。例えば、虫歯。治りましたとお伝えしますが、これは歯に人工物を詰めただけで、元の自分の歯に戻った訳ではありません。歯周病もまた同じ。歯周病で溶かされた骨はもう本来の状態までは治りません。ですから、進行を出来るだけ食い止める、現状維持をするために定期的なメインテナンスに来院していただいています。長期化し、来院の期間があけば開くほど取り返しのつかないことになってしまうのです。
ここ数日、心配で…どうしたら…とお電話くださる方が増えてきました。当院では、出来る限り予約の操作を行い、メインテナンスの予約に関しても少しづつ再開しております。特に3か月毎の患者様は心配です。当院では3、4、5、6か月、そして最長1年毎のメインテナンスとさせて頂いております。期間が短い方はリスクが高い方となります。
また、子供たちも心配です。特に生え変わりなど変化が起こる子供たち。虫歯になるのもあっという間の場合もあります。そして、ここ数日、学校始まる前に診てほしいというご家庭も出てきております。
当院では特に心配な方からまた少しずつ連絡再開いたします。また気になる方もご連絡ください。まだまだ新型コロナウイルス感染のリスクもあります。
最大限の対策を取り、診療するため、電話で必ず予約をお取りください。
皆様のご協力とご理解の程、よろしくお願いいたします。
コロナウイルスについてのお知らせ 4
厚労省が時限措置で歯科医もPCR検査の検体採取を認める方針を決めたようです。
報道によっては一般歯科クリニックでも検査が行えるとも受け取れる記事がありますが、当院ではPCR検査はできません。
これは必要な研修を受けた歯科医師が然るべき機関にて検査を行うことで検査に携わるという事であり、恐らく大学病院などで勤務する歯科医師が主な対象であると思われます。ですから、当院では今後も当院内にてPCR検査を行うことはありません!
当院は4月から引き続き、急患(痛い・腫れた・折れた・取れた・義歯破損などなど)や重度の歯周病等の患者さんのみ受入れで診療を行っています。
こんな時にこんな事で受診してもよいのだろうか…我慢した方が良いのだろうか…と悩みの患者さんもたくさんいらっしゃると思います。我慢の限界…と連絡下さり、来院されたら重症化していたという患者さんも見受けられます。まずはお電話にてご相談ください。
GWも近づき、長期休診を始めた歯科医院も見受けられます。しかしながら、当院は長期休診はせず、時間短縮診療などで対応したいと思います。かかりつけが休診で…と来院される患者様もいらっしゃるかと思います。必ず電話予約の上、来院下さるようお願い致します。
コロナウイルスに関するお知らせ3
どんどんコロナウイルス罹患が増えています。
歯科医師会からも急を要する処置以外は出来るだけ行わないよう通達が出ています。
4月メインテナンス&検診の患者様にはお知らせしましたが、5月メインテナンス&検診も予約を原則ストップしております。ただし、重度の歯周病や何らかの症状がありメインテナンス&検診希望の患者様に関しましては、電話でご相談ください。
また当院では今までは音がうるさくコミュニケーションが患者様と取れない、歯科に対する恐怖がさらに増してしまうなどの関係で口腔外バキューム(下記の写真)の使用を控えておりましたが、現在は使用し治療をしております。ご理解の程、宜しくお願いします。
そして、現在は通常通りの診療時間で診療しておりますが、予約状況などを見て、患者様そしてスタッフを守るため、診療時間短縮や休診日を設けることがあります。また感染予防のため、他の患者様と出来るだけ会わないよう予約を操作させて頂いております。来院希望の患者様は必ず電話連絡をしてから来院くださるようお願いいたします。不要不急の外出自粛し、早くコロナウイルス終息させましょう!そして、またいつも通り皆様とお会いできる日が来るのを楽しみにしています。

口腔外バキュームは治療中に発生してしまう歯の切削片、金属片、 血液、唾液などの細菌感染物質を発生源の近くで安全で確実に 素早く捕集する装置です。
新型コロナウイルスに関するお知らせ ~2~
新型コロナウイルスがさらに猛威を振るい始めました。
先日書かせていただいた対応のほかに、当院では以下のように対応いたします。
① 診療について
痛い、腫れた、取れた、違和感があるなど、不調がある方に関しましては通常通り診察いたします。
定期的なメインテナンス・検診に関しましては、時期の方には一応お知らせの連絡は致します。
ですが、不調がない方は5月以降状況をみてから予約を受付ます。
どうしても来院希望の患者様につきましては、出来るだけ他の患者様と接触を少なくするため、予約を操作させていただきますので、ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。
② もしも、スタッフや患者様に罹患者が出たら
保健所の指示に従い、濃厚接触者に連絡いたします。
またHPで詳細を必ず公表いたします。
今は出来るだけ動かず、感染を広げるのを止めることが重要です。
私たちも自分たちが保菌しているかもしれないことを想定し、対応していこうと思います。
皆様のご協力、ご理解をどうぞよろしくお願い致します。
新型コロナウイルス対策について
新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
当院では、平成元年の開業当時より歯を削る器械(タービン)は使用後、毎回ステリマスター(高圧蒸気滅菌器)にかけ、滅菌し、患者さん毎に1本ずつ取り替えて使用しています。また、超酸性水生成装置(次亜塩素酸水)を設置し、治療器具や術者の手指の消毒、そして、抜歯した後の洗浄にも使用しています。その他の使用した器具は洗浄後、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にかけ、123度の高温で滅菌します。高温滅菌がかけられない機器は特殊な薬液で滅菌消毒をしています。
また治療台などもアルコールなどで1人使用した後は清掃しています。今までは患者さんも見えない所で清掃作業を行っておりましたが、受付を含め、こまめに清掃除菌作業を行わせていただきたい為、見えるところでの作業をご理解ください。
定期的なメインテナンスに関しましては、時期の方には一応連絡はさせて頂きますが、患者さんの判断で少し時期を遅らせるなどしていただいて構いません。また受診希望の患者さんに関しては、感染対策として予約の間隔などを操作させていただいておりますので、予約がとりにくいこともあります。皆様のご協力とご理解のほどよろしくお願いいたします。
不要な外出はできるだけ避け、手洗いの徹底など予防に努めて、みんなで新型コロナウイルスの拡散を徹底的に防ぎましょう!
私たちもできる限りの対策をし、スタッフや患者さんの安全を確保しなから診療してまいります。