Dr.カズのひとりごと
コロナウイルスについてのお知らせ 4
厚労省が時限措置で歯科医もPCR検査の検体採取を認める方針を決めたようです。
報道によっては一般歯科クリニックでも検査が行えるとも受け取れる記事がありますが、当院ではPCR検査はできません。
これは必要な研修を受けた歯科医師が然るべき機関にて検査を行うことで検査に携わるという事であり、恐らく大学病院などで勤務する歯科医師が主な対象であると思われます。ですから、当院では今後も当院内にてPCR検査を行うことはありません!
当院は4月から引き続き、急患(痛い・腫れた・折れた・取れた・義歯破損などなど)や重度の歯周病等の患者さんのみ受入れで診療を行っています。
こんな時にこんな事で受診してもよいのだろうか…我慢した方が良いのだろうか…と悩みの患者さんもたくさんいらっしゃると思います。我慢の限界…と連絡下さり、来院されたら重症化していたという患者さんも見受けられます。まずはお電話にてご相談ください。
GWも近づき、長期休診を始めた歯科医院も見受けられます。しかしながら、当院は長期休診はせず、時間短縮診療などで対応したいと思います。かかりつけが休診で…と来院される患者様もいらっしゃるかと思います。必ず電話予約の上、来院下さるようお願い致します。
コロナウイルスに関するお知らせ3
どんどんコロナウイルス罹患が増えています。
歯科医師会からも急を要する処置以外は出来るだけ行わないよう通達が出ています。
4月メインテナンス&検診の患者様にはお知らせしましたが、5月メインテナンス&検診も予約を原則ストップしております。ただし、重度の歯周病や何らかの症状がありメインテナンス&検診希望の患者様に関しましては、電話でご相談ください。
また当院では今までは音がうるさくコミュニケーションが患者様と取れない、歯科に対する恐怖がさらに増してしまうなどの関係で口腔外バキューム(下記の写真)の使用を控えておりましたが、現在は使用し治療をしております。ご理解の程、宜しくお願いします。
そして、現在は通常通りの診療時間で診療しておりますが、予約状況などを見て、患者様そしてスタッフを守るため、診療時間短縮や休診日を設けることがあります。また感染予防のため、他の患者様と出来るだけ会わないよう予約を操作させて頂いております。来院希望の患者様は必ず電話連絡をしてから来院くださるようお願いいたします。不要不急の外出自粛し、早くコロナウイルス終息させましょう!そして、またいつも通り皆様とお会いできる日が来るのを楽しみにしています。
口腔外バキュームは治療中に発生してしまう歯の切削片、金属片、 血液、唾液などの細菌感染物質を発生源の近くで安全で確実に 素早く捕集する装置です。
新型コロナウイルスに関するお知らせ ~2~
新型コロナウイルスがさらに猛威を振るい始めました。
先日書かせていただいた対応のほかに、当院では以下のように対応いたします。
① 診療について
痛い、腫れた、取れた、違和感があるなど、不調がある方に関しましては通常通り診察いたします。
定期的なメインテナンス・検診に関しましては、時期の方には一応お知らせの連絡は致します。
ですが、不調がない方は5月以降状況をみてから予約を受付ます。
どうしても来院希望の患者様につきましては、出来るだけ他の患者様と接触を少なくするため、予約を操作させていただきますので、ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。
② もしも、スタッフや患者様に罹患者が出たら
保健所の指示に従い、濃厚接触者に連絡いたします。
またHPで詳細を必ず公表いたします。
今は出来るだけ動かず、感染を広げるのを止めることが重要です。
私たちも自分たちが保菌しているかもしれないことを想定し、対応していこうと思います。
皆様のご協力、ご理解をどうぞよろしくお願い致します。
新型コロナウイルス対策について
新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
当院では、平成元年の開業当時より歯を削る器械(タービン)は使用後、毎回ステリマスター(高圧蒸気滅菌器)にかけ、滅菌し、患者さん毎に1本ずつ取り替えて使用しています。また、超酸性水生成装置(次亜塩素酸水)を設置し、治療器具や術者の手指の消毒、そして、抜歯した後の洗浄にも使用しています。その他の使用した器具は洗浄後、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にかけ、123度の高温で滅菌します。高温滅菌がかけられない機器は特殊な薬液で滅菌消毒をしています。
また治療台などもアルコールなどで1人使用した後は清掃しています。今までは患者さんも見えない所で清掃作業を行っておりましたが、受付を含め、こまめに清掃除菌作業を行わせていただきたい為、見えるところでの作業をご理解ください。
定期的なメインテナンスに関しましては、時期の方には一応連絡はさせて頂きますが、患者さんの判断で少し時期を遅らせるなどしていただいて構いません。また受診希望の患者さんに関しては、感染対策として予約の間隔などを操作させていただいておりますので、予約がとりにくいこともあります。皆様のご協力とご理解のほどよろしくお願いいたします。
不要な外出はできるだけ避け、手洗いの徹底など予防に努めて、みんなで新型コロナウイルスの拡散を徹底的に防ぎましょう!
私たちもできる限りの対策をし、スタッフや患者さんの安全を確保しなから診療してまいります。
2020年1月24日
最近、とても気になっていることがあります。
お子さんを連れていらっしゃる患者さんとこんなやりとりを多くするのですが…
患者さん「この子は他院に3ヵ月毎に検診に行っていました」
院長 「3ヵ月毎に検診に行き、何をしていましたか?」
患者さん「虫歯がないかチェックしてもらって、綺麗にしてもらっていました」
院長 「歯磨き指導は受けていましたか?」
患者さん「1回やったような…私が仕上げ方法を聞いたような…」
院長 「お子さんは自分で磨く方法を教えてもらいましたか?」
患者さん「1回だけやったような…あまり記憶にありません」
本当最近よく交わされる患者さんとのこのような会話。とっても残念な気持ちになります。
なぜならば…せっかくお母様は3ヵ月毎に歯科へ連れて行ってくださり、歯に関して興味をしっかり持って下さっているにも関わらず、一番重要なことがされていないのです。
一番重要なこと、それは「歯磨きの仕方を習うこと」
2歳ならば、2歳児が出来る歯みがき、5歳ならば5歳児が出来る歯みがきの方法があります。その子その子で歯並びも違いますし、利き手も違いますから、それぞれに合った適切な歯磨きの仕方があるのです。そして仕上げを卒業する10歳にはお子さん自身が完璧に磨けるように、定期的に磨き方を習得していく。これが一番重要。
正直、3ヵ月毎に歯科に行き、虫歯あるかないかをチェックしてもらうだけでは全く意味がありません…。フッ素も塗るだけも全く意味なし…。ですから、当院では子供さん達には3ヵ月毎に来院してもらい、毎回歯を染めます。どこが磨けていないのかをチェック。当院の染め出し液は2色に染まり、ずっと取れていない古い汚れか今日ついた汚れかが一目で判ります。写真撮影もし、ずっと記録に残します。そして、何パーセント汚れがついているのか成績表を!!
親御さん、そして本人にどこが汚れているのか、何が原因か、どうしたら改善されるかをきちんと指導します。それをずっと3ヵ月毎に繰り返していきます(当院では高校3年生まで続けます!場合によっては…大学生でも…)生え変わりがあれば、もちろん磨き方も注意することも変わります。それをきちんと理解し貰いたいのです。
虫歯も歯周病も実は歯ブラシ1本で防げる細菌感染の病気です。ですから、正しい歯磨きの仕方さえ習得していれば、虫歯にも歯周病にもならないはずなのです。ぜひ、歯医者さんを選ぶ際は、お子さん達には、毎回きちんと染め出しをし、歯磨きの指導をしてくれる歯医者さんを選んでください!!何歳から?それは2歳でも3歳でも自分で歯磨きを持てるようになればOK。早めにスタートしてくださいね。